卒展巡り2008。マルムステンCTDへ
さあ今回はマルムステン校の展示会を紹介します!
学校へのプレゼント用に発売したばかりの僕の本を数冊持って、子供二人を伴って出かけました。

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM
ちょっと早めのお昼はここで。学校のすぐ近く(一分くらい?)で僕のお気に入りポイント。
さあ今回はマルムステン校の展示会を紹介します!
学校へのプレゼント用に発売したばかりの僕の本を数冊持って、子供二人を伴って出かけました。
ちょっと早めのお昼はここで。学校のすぐ近く(一分くらい?)で僕のお気に入りポイント。
ひき続き、卒展巡りシリーズです。
マルムステンCTDの強みは、造形力。他の学校の展示会と比べると、その力は良く分かります。家具製作科は当然としても、他コースの学生も侮れません。
マルムステンの学生はよく、自分は「Designer」ではなく、「Formgivare」だ、と言います。「Design」ではなく、「Formgivning」。英語では、Form(形)とGive(与える)の二つの単語で示せるかな。Designer ≠ Formgivare = Form giver = フォルムを作り与える者、というような感じでしょうか。結構好きな言葉。
お気に入りを見つけたミチカ。
ストックホルムにある学校の卒業作品展を紹介し続けていますが、マルムステン校では1、2年生による作品も並べています。例えば家具製作科を例に取ると、卒業生(3年生)はたったの5人。それだけだと寂しくなっちゃうわけです。
でも、展示をするだけの素晴らしい出来栄えの作品ばかりなので、見応えいっぱいです。
2年生が作ったウェグナー(デンマークの家具デザイナー)のバレットチェア。ハンガーの形状になった背もたれに上着、座を持ち上げるとズボン掛けになります。座面下には小物入れ。
今日(6月6日)はスウェーデンの建国記念日。近所にある湖の宮殿前の公園でイベントがあるというので出かけてみました。
お昼ご飯を持って、早めにでかけました。ハッセルブラッド用の標準レンズであるプラナー80mmをEOS 5Dに取り付けて撮影。さすがはツアイス。なかなかの描写です。
EOSで撮る際には、初期世代レンズ独特の構造(絞りプレビューが使えない)のために、絞り開放のみでの撮影となっています。ハッセルブラッドでも撮影したので、そのうち掲載予定。良いのが撮れていればうれしいなあ。
マルムステンCTDといえば家具製作科。展示会場には職人試験作品も並んでいました。
今回はその中から、一つの戸棚をご覧ください。デザイン的には大きな挑戦はありませんが、非常に模範的な作品です。製作者本人もそう言っていましたが、マルムステンの家具を参考にシンプルにまとめています。
22時になっても、まだ明るいストックホルム。お陰で夕食後の散歩には十分な明るさが残っています。
お腹いっぱい→こども達の機嫌が良い→撮影しやすい
久しぶりにゾクッと来た一枚。流れ落ちていく砂が、綺麗に浮かび上がっていました。
最強無敵のレンズ(イクルの独断と偏見)であるプラナー110mm/2を、EOS 5Dに取り付けました。ハッセルブラッド用のレンズですが、5Dと相性が良い(気がする)。
校名にRoyal(王室、王立)なんて付くと、それだけでも凄そうに思ってしまう単純な僕なのですが、やっぱり展示作品には素晴らしい物がたくさんありました。
注:以前にも書きましたが、完全に僕好みの目線で見ていますので、間違っても芸術評などは期待しないでください(笑)。
床に置かれている紙から、たった今、生まれたかのようです。
今日の日没時間は22時。22時半になっても、まだ結構明るい。23時半でも、まだ明るい。もし、ここで花火大会をするなら24時まで待つ必要がありそうです。
ということで、夕食後でもかなりの明るさ。
先日のエントリーで、ハッセルブラッド用のプラナー80mmをEOS 5Dに取り付けて撮った写真を紹介しましたが、今度はレンズの本当の実力を試してみることにしました。
ハッセルブラッドに取り付けてみると、こんな感じ。最高に格好良いです。
プラナー80mmは一番良く知られた標準レンズ。おそらく、ハッセルブラッドを使う方が初めて買うレンズ(もしくはボディーとセット)がこれ。それだけに、十分な性能を有しています。そして、このレンズから他のレンズへと導く恐ろしい魔力まで秘めているんです。←大げさ。
おおーっ、さすがプラナー様!
最新世代のレンズと比べて、すごく柔らかい描写に感じます。コントラストも低いけど、優しい感じになってポートレートにはとても向いている(と思う)。たぶん、白黒撮影で、さらに実力を発揮するはず。
卒展シリーズを長々と続けてきました(当エントリーで12回目)が、今回が最終回。王立美大の三年生の作品をご覧ください。卒業生(5年生)の作品展が開催されていた、芸術アカデミーの上にあるアトリエに作品が並べられていました。元々ここは王立美大があった所なんです(現在はSkeppsholmen島に移転)が、今はアトリエ(直訳すると、「芸術家の仕事場」かな?)として使われています。
木の板に直接描いた作品が並べられています。乱雑に並んでいるように見えますが、幾つものラインが揃っているのにも注目。
ハッセルブラッド用標準レンズであるプラナー80mmで撮った写真の続き(前回はこちら)です。
ハッセルブラッドを持っていく時は、最低でもフィルム二本(24コマ)は撮るようにしています。12枚だと、やっぱり心許ない。三脚にカメラを固定して、じっくり吟味した後に撮るのではなく、動き回る子供を追いかけるには、100パーセント手持ちでの撮影になります。
狙って撮るというより、ほとんど一瞬で判断しないと撮れない。しかし、子供を常にハッセルブラッドで撮影し続けているカメラマンという事例を聞かないことからも分かるように、とにかく難しい。
僕が勝手に絶賛するハッセルブラッド様とはいえ、手ぶれ、被写体ブレ、ピンぼけ、瞬きなどミスは簡単に発生します。いや、連発、頻発、多発と言ってもいいくらい。
ストックホルムで観光客が大挙して押しかけるのがDjurgårdenユールゴーデン島。ヴァーサ号博物館、北方民族博物館、スカンセン、遊園地、水族館、ローゼンダールス ガーデンなど見どころがたくさんあるからです。
そんな喧噪から離れられる場所として、気に入っているのがこちら。タイトルに「秘密」なんて書きましたが、ちょっとした隠れ場所みたいな感じ。
Djurgårdenユールゴーデンを散歩した後、ランチを食べにNordiska Museetへ立ち寄りました。ここのカフェがやたらにすごい。というか落ち着かないくらい。
どう凄いのかって?
こんな場所なんです。凄いでしょ。え、ミチカの食い付きっぷりがスゴイって(笑)?
夏を祝う伝統行事であるスウェーデンの夏至祭がちょっと早く行われました。モユルの通う保育園を含めて、周辺の園児たちが大集合。
皆で手を繋いで丸い輪っかになります
先日のエントリーでは、ハッセルブラッド用の初期型Cレンズ Planar80mm/2.8(通称6枚玉)を紹介しましたが、今回はもっと流通数(T*無しで10万本くらい?)が多い普通のPlanar80mm/2.8(6枚玉に対して、7枚玉とも言うらしい)で写真を撮ってみました。
注:同条件での撮影ではないので差は分かりませんが、まあ参考程度に。
ぎゃー、やっぱりプラナー様は素晴らしい。柔らかい描写が素敵。
6枚玉とパッと見は見分けがつきませんが、よく見ると差があるんですよ。
撮影例を見ていく前に、
ちょっと宣伝。近々、ヤフオクか、右側にある売りますコーナーに載せようと思っているカメラ達です。
左上:SWC/M 鏡胴は派手に傷だらけだけど、レンズはなかなか綺麗。ただいまメンテナンス中。
右上:S-Planar 120mm 綺麗。メンテナンス中
左中:SWC/M ファインダー以外はとても綺麗。レンズ前玉にコーティング擦れが少々有り(画質には全く影響しません)。黒鏡胴でT*無しの珍しいSWC。完全メンテナンス済み。40万円くらいを検討中。
右中:ゾナーF150mm/2.8。これも綺麗なレンズ。メンテナンス済み。11万円くらいかなあ。FE150mmもあるのだけど、どうも調子が良くないのでメンテナンス行きの予定。
下:ハッセルブラッド2003FCWとディスタゴンFE50mm/2.8。どちらもメンテナンス済み。2003FCWは動作絶好調。シャッター幕も綺麗です。11万円くらいかな。ディスタゴンは18-19万円くらいでしょうか。
興味ある方がいらっしゃいましたら、ご遠慮なくどうぞ。予約受付中です。
スウェーデンは現在、短い夏真っ盛り。日がもの凄く長いので撮影にも最高の条件が整っています。こんな時には、ISO100のフィルムで写真を撮るのが良いのですが、僕は性懲りもなく、超高感度であるISO800のフィルムをカメラに詰めて出発。理由は簡単。まだ在庫(まとめ買いした)がたくさんあるから。まだ一箱は残っている(冷蔵庫内に)。
ただし、ISO800だと粒状感(デジカメで言えば、ノイズみたいな感じ)が目立ちます。今まではあまり気にしないで放っておいた(これの空を見ると分かるかな)けど、今回はフォトショップで誤魔化せるか挑戦。
結構悪くないかも。
ISO800を使う利点としては、絞り込める!というか、絞り込まないと撮れないくらいに外が明るい(笑)。シャッタースピードの最速が1/1000秒なので、それでまかなえる露出範囲にしないといけないんです。
夏らしい天気になってから、撮影回数が飛躍的に増えています。通常ならば二回に分けても良いのだけど、今日はまとめて一回で。
強い日差しが照りつける公園へ遊びに行きました。
今回のお供はディスタゴン60mm。これまでにも何度も載せていますが、すごく写りが良いので気に入っているレンズです。でも、本当は問題有りまくりのレンズなんですよ。
そろそろ、近々、いい加減にやらなきゃ、と思っていたことを実行に移しました。
包丁を研ぐこと。それだけなんですけどね(笑)。まだ十分に切れるのだけど、玉ねぎを切る時に目が染みるんです。これが、僕が研ぎを決心する目安。
Hej!(ヘイ! スウェーデン語での挨拶)、大変ご無沙汰しておりました。と言っても、たった3日ほどですが、風邪をひいて寝込んでいたため、ブログの更新が出来ませんでした。今月は30日間全部、更新しそうな勢いだったので残念です。
ローゼンダールスガーデンでランチを食べたあと、走ります!
今回のタイトルは、スウェーデン、もしくはカメラに詳しくない方には完全に意味不明ですので、ご了承ください。
カメラマニアの間では、帝王とか、最強、無敵の描写などという表現で、良いレンズやカメラの事を褒め称えますが、それら全てを含めてさらに別格の存在が、ツアイスのBIOGONビオゴン。
「神」と呼んでも差し支えないほど称賛ばかりを聞くのが、この超広角レンズ(35ミリ判なら20ミリちょっとのレンズに相当)です。
Rosendals trädgårdローゼンダールス ガーデンで撮ったミチカ。パンを食べようとする大きな口を狙っていたら、隠されてしまいました(笑)。
このビオゴン様を使うためだけに作られたのが、ハッセルブラッドのスーパーワイド。レンズ交換不可の専用ボディです。電池の介在無し。ピント合わせは目測で露出も自分で決めないとなりません。
参考リンク:こちら(既に売約済み)は、2年前に見つけた極上中の極上SWC。