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ストックホルムにある学校の卒業作品展を紹介し続けていますが、マルムステン校では1、2年生による作品も並べています。例えば家具製作科を例に取ると、卒業生(3年生)はたったの5人。それだけだと寂しくなっちゃうわけです。
でも、展示をするだけの素晴らしい出来栄えの作品ばかりなので、見応えいっぱいです。
2年生が作ったウェグナー(デンマークの家具デザイナー)のバレットチェア。ハンガーの形状になった背もたれに上着、座を持ち上げるとズボン掛けになります。座面下には小物入れ。
こちらもウェグナーのカウホーンチェア。2年次の課題として、椅子を採寸し、図面を描き、全く同じ物を作るという課題をこなします。
作業場を見てみると、展示会には間に合わなかった椅子がありました。カンデル(スウェーデンのデザイナー)のソリテール。あとは仕上げのみかな。
こちらにはカール マルムステンの「市庁舎の椅子」。非常に作るのに手間が掛かるデザインになっています。たぶん今回紹介した中で一番大変。
これはデンマークの椅子だったかな。課題の為に椅子を捜すのですが、自分で見つけないとなりません。個人やお店から借りてきたり、時には美術館などから貸与してもらいます。もちろん購入してきても良いんだけど、なかなかそうはいきません。どれも普通に街中で買ったら一脚30万円はするからです(たぶんもっと)。
ここには一年生の作品が並んでいました。突き板の扱いを学ぶ課題で製作した机(マルムステンのデザイン)です。
これもマルムステンの机。綺麗な象嵌が施されています。上の机と同じく引き出しが備わっています。
おっ、ここにもウェグナーの椅子。フォールディングチェア。折りたたみ椅子です。綺麗に編み上げていますね。
まだまだ、つづく。
はじめまして。ずいぶん前からIkuruさんのファンでこちらのブログを拝見しておりました。お子さん(ご家族)への愛情や、家具作りへの情熱、写真の美しさ、私も大好きなスウェーデンの情報を知れる場として、いつも見るのを楽しみにしておりました。私もIkuruさんの本を購入させていただきました。これから読むつもりです!
以前のブログで日本に土地を購入しましたとあって、いつかスウェーデンを訪れた際にお会いしたいと思っていたのでとても残念です。ちなみに私は去年の3月に自分の卒業旅行でスウェーデンとデンマークを訪れました。デザインの仕事をしておりますのでいつかスウェーデンデザインなどのお話も直接聞きたいです。
ブログのコメントとしては長い文章で申し訳ありません。
私の大学の卒業制作はガチガチに固いのでこんな自由な卒制展をしてみたかったです;Ikuruさんにご意見なども伺いたいのでメールをいただけたら嬉しいです!!
投稿者 hitomi_meichan
hitomi_meichanさん
本の購入ありがとうございます!
私の意見とはどの様なことでしょうか?当ページ右上にある「問い合わせ」からメールを送れるようになっていますので、必要でしたらお試しください。
投稿者 いくる