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さあ今回はマルムステン校の展示会を紹介します!
学校へのプレゼント用に発売したばかりの僕の本を数冊持って、子供二人を伴って出かけました。
ちょっと早めのお昼はここで。学校のすぐ近く(一分くらい?)で僕のお気に入りポイント。
さあ、展示会場に着きました!まずは家具デザイン科のオッレの卒業作品を発見。家庭向けのワーキングベンチ(工作用の作業台)を考案しました。これは欲しい。スポンサーはSjöbergs。作業台のメーカーとして有名ですよね。商品化しないかな?
ダーッと駆け始めました(笑)。
アグネスの作品。
クラッシュした椅子、絆創膏型のマット(寒い時は左右のバンドが膝掛けにもなる)、ドロップ跡の付いた机。
机は無垢材なのだけど、牛乳をこぼしたような部位は池の様に削って、コーティングが施されている。ここになら濡れたコップを置いても平気!ということみたい。冴えてるなあ。
現代の工業デザインというと、集成材や合成樹脂などが主になっていて修理することは大抵考慮されていない。ステファンはあえて地場産の素材のみを使用。スウェーデンの白樺、ウール、羽毛。問題が生じても直して使い続けることが出来ます。
ソフィーの作品。待合室向けの椅子。クッションの取り付け方が面白い。腰と背を支えながら、脇腹付近も軽く支えが入る。
家具生地張り科のペニッラの職人試験作品。ロココ様式のソファー。ボロボロになっていた物を張り替えています。いつものことだけど、ものすごくレベルが高い。
すぐに飛び乗ったミチカ姫。羽毛がぎっしりと詰まったクッションが気持ちよさそうだー。
左に控えるのは侍従長モユル。なぜ正座なのかは不明(笑)。
つづく。
姫と侍従、まさにそんな感じです。良きにはからえ的な瞬間、お見事です。…ん?髪をカットされたのかな?
修理する事を考慮してつくる、というのは案外難しい部分もありますよね。それなりにコストもかかるでしょうが、100年くらい前の祖父母の桐タンスなんかみると、そうした方がトータルなコストは軽減される様な気もします。ソファーの張り替えとか、タンスの削りなおしとか、そういう手が無いと始まらない話ではありますが…
投稿者 ts
tsさん
はい、髪を切りました。先週くらいだったかな。
コストの点はさすがに問題なりますが、一番大きいのは、使えなくなったら「捨ててしまう」ことだと思います。コストが掛かったとしても、「捨てる」ことより「使い続ける」ことの方が遙かに有意義なはずですから。
投稿者 いくる
ミチカ姫がソファーに座った事で、大きさがわかりますね^^
モユル君の姿から 「ミチカ姫、御用は?」って聞こえてきます(笑)
捨てることより使い続けることって大事ですよね。
tsさんの祖父母様の桐タンスも素晴らしいでしょうね☆
投稿者 kaokao
kaokaoさん
主従の関係に見えますよね(笑)。
投稿者 いくる