超無駄な使い方。でも、やめられない。
ハッセルブラッドで撮影した写真のサイズはフィルム上で56mmX56mmの大きさです。そして、EOS20Dのフィルムと言えるセンサーのサイズは22mmX15mm。これが意味する事は何でしょうか?
僕はよくハッセルブラッド用レンズを、アダプターを介してEOS 20Dに付けて使っていますが、EOSのセンサーが小さい為に、実際は撮影面積のたった10パーセントほどしか使えていないのです。超贅沢かつ無駄な使い方と言えるでしょう。
カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Carl Zeiss Sonnar 135mm F3.5
EOS20Dで使うと、まるで望遠レンズの様に、アップで撮影となってしまいますが、もし、同じ場所からこのレンズを使って、ハッセルブラッドで撮るともっと広い範囲が写る事になります。
35mm版フルサイズのEOS 5Dを使ったとしても、まだフィルム面積の3割弱。早く6X6フルサイズのセンサーが市販されないかな〜。希望は10万円くらいで。←無茶。
カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*
と、大きくて重いレンズをわざわざ使う理由は単純。描写が良い事もありますが、使っていて楽しいから。わざわざ、撮りづらいレンズ達を選んでしまうのです。
特に絞り羽を無段階で動かせるレンズは最高です。カチッ、カチッと描写が変わっていくのではなく、スーッと変化していくのです。もう鳥肌物。←ほぼ病気。