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今日のストックホルムは夕方から急激に冷え込んできました。そう、冬がすぐそこにまで迫っています。
本格的な冬の到来と共に、ストックホルムはオークションのシーズンに突入します。と分かっていたのだけど、なんと週明けにはまとめて3つのオークションハウスが競売を行うことが判明。
モユルを連れて、オークション前の展示会を見に行ってきました。見るだけならもちろん無料。
注:オークションハウスで提示している価格を紹介していますが、これはオークションなので当然ながら値上がる可能性(もちろん逆も)あり。落札できてもさらに落札価格の20パーセントを手数料で支払わねばなりません。
メモ帳とペンを持ちながら、一人前の目利きになったフリ。実はパパのアシスタント。手伝ってくれてありがとう。
この椅子は以前紹介したカンデルのソリテール。6客セットで30万円くらいからスタート。
商品展示会とはいえ、見せ方もけっこう考えられています。この卓上のSpisa Ribbなんて欲しくなっちゃいますよね。椅子はヤコブセンのセブンチェア。
明らかにプロと思える人達が、展示品を取り出しながら品定めをしていました。
そこの上にあるこのPHランプも出品商品のひとつ。すごく欲しいけど置く場所が無い(笑)。というか、高くて買えない。
周囲の商品と比べると見劣りするのだけど、ちょっと気になる物。ジョージ ジェンセンのステンレス製カトラリー。初めて見るモデル。50本以上と数が揃っているのが魅力。
棚を素通りするアシスタント。まだまだですね、モユル君。
Torun好きの方にはたまらない逸品。30万円台から。おそらく、この値段で買えるなら安い。
そして、その下に並んでいるのはジェンセン社を代表するエコーン シリーズのカトラリー。これが冗談じゃなく、素晴らしい品揃え。最近の物ではなく、戦前のモデル(=価値有り)で400個弱。
300万円からなので、高すぎと思えるのだけど、実は激安です。
欠けている部分があるから、いらないっ、とそっぽを向いているように見えるモユル。でも、なかなか良い物だぞ。リンドベリ。8枚で10万円くらいから。
たった数客だけ作られた特別製のスワンチェア。70万円くらい。
これなんかどう、パパ?
おっ、良いのに目をつけましたね。マッツ テセリウスのEL REYじゃないですか。スウェーデン家具を語る上で外せない一脚ですね。ただし、座り心地は期待しちゃいけません。45万円くらい。
色々と見ることが出来て、ちょっとした美術館より断然、楽しめるのがオークション開催前の展示会。
モユル君への一番のヒットはこのお馬さんでした。欲しいねー。デンマークのBojesenの作品。木のお猿さんや、象の人形が有名だけど、こんな物もあったんですねー。
え、入札するのかって?
いやいや、良い物をたくさん見られて、お腹いっぱいの一日でした。たぶん入札はしないと思うけど、どうしようっかなー。
スワンチェア安い!ほんとに珍しいタイプなのにこんな安いなんて!すごいですね。。。
投稿者 蜂蜜粉
蜂蜜粉さん
安いって思っちゃいますよねー。値上がるとは思いますが、気になる。。。オークションハウスの思うつぼかも(笑)。
投稿者 Ikuru