MENU


2009年02月05日    コメント ( 10 )

刺激が多すぎた一日

ストックホルム ファニチャーフェア(世界最大の北欧デザインイベント)が始まりました。当初は初日は行かないつもりだったのですが、友人知人が何人も出品していることが分かり、行って見ることに変更。モユルも連れて一緒に出かけました。

これまではグリーンハウス(まだ無名の若いデザイナーや学生が作品を出品するエリア。ミラノサローネのサテリテと同じ。)で知り合ったり、学校(マルムステン校)が一緒だったりと、将来へ向けて努力している最中という立場的には近い人ばかりだったのですが、

なんと今日は、一歩も二歩も、いや、五十八歩くらい先に進んでしまった皆を見ることになりました。いやー、もう刺激たっぷり(良い意味で)。

090205_01.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

おっと、こちらは本日のアシスタントのモユルさん(保育園はお休み)。
展示されていたオモチャのブルドーザーを試用中。高評価のようですよ。

090205_02.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

まずはOffectオフェクトの展示ブース。最先端を行っているスウェーデン家具メーカー。いつも最高に格好良い。

090205_03.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

そこで新作を発表したのが、数年前にグリーンハウスで知り合った柳原さん(ウェブサイトはこちら)。そのグリーンハウスでの出展時に、超売れっ子デザイナー(書いて良いのか確認し忘れたので、名前は一応ヒミツ)に才能を認められて、ついにこの日になったのだそうです。

羨ましいったらありゃしない(笑)。
そうそう、どうやら奥さまが、このブログのファンらしい(社交辞令かもしれないけどね)ので、Growソファーに座る柳原さんの勇姿をお届けすることにいたします。

090205_04.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

一緒に撮ろうと誘ってもらったのだけど、一人で座るモユル。なぜかつま先立ちになっています(笑)。

090205_05.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

綺麗な家具がたくさんあるKarl Andersson & Sönerカール アンデションのブース。この赤と白の棚は新作。デザイナーのサンナは、マルムステン校デザイン科出身。僕の一つ下の学年で、この棚は彼女の卒業プロジェクトでした。

街中で別の展示会もやっているのだけど、今朝の新聞に大きく載っているのも見てしまう。一緒に組んでいるマチルダも商品化されている作品有り。すごいなー。

090205_06.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

ここのブースでもう一つ。僕と同じ年に生まれて、同じく外国生まれで、同じ年にスウェーデンに来て、今もまだスウェーデンにいるという、どうでも良いことかもしれないけど(笑)、やっぱり気になる須長 檀君とStaffan Holmの作品。Newtonソファーテーブル。

本日発表だった今年のThe Nordic Design Prizeという大きな賞を獲っちゃったそうです。素晴らしすぎます。

090205_07.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-70mm F2.8L USM

マルムステン校で一つ上のデザイン科にいた三人組が携わったデザインバー。全部で6人の女性デザイナーがこの空間(このファニチャーフェアの為に特別に依頼されたもの)を構成しました。近々また載せますが、奇抜で面白いでしょう。奥のランプの笠は何で出来ていると思いますか?

と、久しぶりに家具インテリアの世界(一応、僕の本業)を見に行ったら、やたらと刺激を受けてしまいました。

まだまだ続く。


 
 

コメント

見るもの全てが別世界。いろんな感性が養われていきそうです。
カタチだけでなく、色の使い方や機能性などで勉強になります。
自分はほとんど事務所でデスクワークがメイン。やはり外に出ていろんな刺激を受けなければ。
今度の土曜日は50D持って登山してきます。都会から離れて自然を肌で感じてきます。
でも運動不足なので登れるかどうか…。

投稿者 フミト


写真からだけでもかなりの刺激を受けますよ!
よくヨーロッパでは家具が美術品としてミュージアムに展示されていますが、こちらの人は新しいものを形作ることに長けているといつも感じます。概念にとらわれないというか、とにかくその発想がおもしろい。 そんな中で同じ日本人も活躍しているのを見ればもちろん士気が上がりますね。   私も行きたくなりました。

投稿者 まさみ


最後の写真のイス。 おもしろいですね〜。
つま先立ち。最高!

投稿者 かず


IKURUさん、随分とご無沙汰しております。
って、いつも読み逃げ専門なもので、恥ずかしながら初めてコメントさせていただきます..。
ファニチャーフェアーには行けなかったもので、勝手ながら、IKURUさんのレポートを心待ちにしておりましたっ!なので勇姿?!を見る事ができて、ちょっと感激しております!(社交辞令ではなく、ほんとにいつもかかさずチャックさせてもらってます。IKURUさんにお会いした際はブログのファンだと伝えて欲しいとお願いしたのも私です..。←って事で、誰かわかっていただけましたでしょうか?)
レポートの続きも楽しみにしております!
これを機にまたコメントさせてもらうと思いますので、どうぞおつきあい下さいませ!

投稿者 アヤ


何かの「ふた」?
鳥の羽根ではない。

投稿者 Pacco


へぇ〜…凄いなぁ、こりゃ刺激うけまくりどころじゃない感じですね。
歩みはそれぞれ、どんな道を歩くかは分からないもの、真摯に向かうのが一番とはいえ、ドキドキするかも。

奥のランプの傘は…ん〜、陶器ですかね?

投稿者 ts


こんばんは。マイミクさんになっていただいてから、随分と時間がたってしまいましたが。。
初めての書き込みです!!
家具って、見ているだけで私は幸せなので、写真のようなものを一から作っているってとてもすごいと思います!!
刺激の多い一日でよかったですね♪

投稿者 なおきち


フミトさん
そうなんです。別世界のはずなのですが、こういうのがたくさんあると、つい感覚がマヒすることも。見過ぎも良くないですね(笑)。

まさみさん
そうですね、僕には思いも付かない様な発想があったりして、驚くことばかりです。ドイツだとケルン家具見本市がもうすぐだったと思います。あれ、逆かな。もう終わっちゃってますか?

かずさん
この冗談みたいな椅子が面白いですよね。

アヤさん
おおっー、どのアヤさんかと思ったら!
あのときに会場でお会いしていたのがアヤさんだったんですね。お喜びいただけて嬉しいです。

Paccoさん
おっ、イメージとしては似ていますね!

tsさん
でしょー、刺激たっぷりですよね。
残念、陶器ではありません。

なおきちさん
そうですね、やっぱりクリエイターというのは魅力的な仕事だと思います。

投稿者 いくる


takeout用のコーヒーのフタ?
ではないでしょうか?

自分はそれにしか、見えないんですが。。。
どうでしょう?

投稿者 nata


nataさん
残念!ちょっと違います。
数日後のブログに答えを載せていますので、ご覧下さいね!

投稿者 いくる


コメントをお願いします