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ミチカが保育園へ通い始めてから、そろそろ三ヶ月。随分と慣れてきたみたいで、毎日楽しく通っています。
しかーし、まだスウェーデン語を一言も話さないらしいのです。と、聞いて僕は驚く。
自宅では随分とスウェーデン語を使っているのにね(僕たちは日本語。でもミチカとモユルはスウェーデン語でギャーギャーと遊んでいる)。と話したら、先生たちも驚く(笑)。
先生たちの話によると、言うことを理解してはいるらしいので、通じるかどうかを家族の中で試しているのかも知れませんね(笑)。何かのきっかけで、ワーッと話し始めそうです。
と、それは置いておいて、ちょっと別の話。
ミチカがいるのは1歳から3歳の幼児クラス。使用している子供椅子は、なんと全てTripp Trappトリップトラップ。モユルとミチカも自宅で使っていますが、間違いなく最高の子供椅子です。
「椅子の背中側から登る」
これを一般の椅子で行ったとしましょう。まず確実に後ろ向きに倒れます。小さいお子さんをお持ちの方ならば経験があるかもしれませんね。でも、このトリップトラップでは問題ありません(推奨という意味ではない)。5年使ってきて実感しています(背側からの登頂はミチカの得意技)が、とにかく良くできています。変な使い方をしても、危ないっ!、と思ったことが全く無い程です。
良い子供椅子を探している方には、自信を持ってお勧めします。最高に安全な椅子と思って差し支えありません(スウェーデンではそう評価されています)。
しかし、それは正しい扱いをしていた場合の話。
ミチカを連れて初めて来た日、僕の厳しい目は問題を見逃しませんでした(一応、家具職人)。モユルは本日のアシスタント。
ネジが派手に緩んでいたり、酷いのになるとネジとナットが紛失していたのです。しっかりと組み上げていたならば、起きないはずなのでビックリ。ネジが緩んでいることで使用時には椅子が揺れてしまうのです。当然、このままでは本来の強度は発揮されません。
ネジを締めれば良いだろうと思ったのですが、最後まで締め込めない。あれ、滑るぞ?おかしい。揺れる様な状態では、「安全な」ということは全く言えず、へたすると「最悪な」となりかねません。
理由を探ってみました。
原因はすぐに判明。なんとねじ山がすり減っていたのです。相当に酷い。ちなみに左端が新品。
ネジをしっかりと締めない状態で使い続けていたことで、椅子が左右に揺れ、ねじ山にも力がかかり続け、少しずつ摩耗していたのでしょう。ネジ先端に溝があるうちは、すぐには抜け落ちませんが、ここまで摩耗が進んでいると近い将来の事故が心配になってきます。
STOKKE社(ノルウェーの製造元)に部品の注文をするように提言。「園庭の整備には数百万の費用がかかったらしいけど、ネジを全て交換しても遙かに安く済むよ。」←こう言いました。
ただし、そのままにしておくのは恐かったので、長さの合う市販のネジ(元は六角穴)を買ってきて代用。紛失部品(ナット)は強度負担の少ない場所の分と、とりあえず交換。
クラス中の椅子をチェックしたら、15本くらいのネジは使い物になりませんでした。
そして、やっとストッケ社から新品のネジが到着。どうやらタダでもらったらしい。
再度、クラス内の全ての椅子をチェックし、ばっちりの状態に直しておきました。大した作業ではありませんが、一安心です。家具の長期使用時に起こりえる点について勉強でき、良い機会となりました。
トリップトラップは、体の成長に合わせて座面や足載せの位置を変えることができますが、変更後には必ずネジをしっかりと締めましょう。そうするだけで、最高の状態を保つことが出来るのですからね。←IKEAの家具にも当てはまる。
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この椅子、僕が子供の頃も使っていました。
確か、赤ちゃん用に木製の安全柵?の用な物も一緒にありましたよね。
懐かしいです。この椅子の、足?を時々蹴ってしまい、指が折れそうになったのを覚えています。
良く蹴っていました。。。
投稿者 SHINFRANK
SHINFRANKさん
はい、二歳児くらいまで使用できる落下防止用の手すり(参照リンク)があります。
僕やこども達も、時々指先をぶつけています(笑)。
投稿者 いくる