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帰国して、父の仕事を手伝っています。僕の担当は鍵盤。ただの鍵盤ではなく、オルガン特有のペダル鍵盤。今度のオルガンは3段鍵盤なのですが、さらにペダル鍵盤もあるわけです。
ところで、オルガニスト(オルガンを弾く人ね)の体の構造が不思議でなりません。だって、楽譜を見つつ、複数の鍵盤を操り、さらに両脚を使ってペダル鍵盤まで踏んでいるんですよ。尋常ではありません(笑)。
これはオルガン規格書に載っているペダルの構造図面。こんな感じに作ります。難点を挙げるとしたら、曲面があるところかな。
まずは材料取りから。楢(なら)の板です。
何年も寝かせてあった事から素性が良く、非常に扱いやすい状態でした。加工が楽ということです。
鍵盤になる部材です。右にあるのはサンプル。
思ったよりも工程が進んだので、曲線切りも行いました。治具に沿ってきりました(写真は加工後)。
先日購入したFestoolの電池ドリルも早速活躍しています。
こんなオプションも持って帰ってきました。
腰にもぶら下げられるようになります。工房内ではそれほどではないかもしれないけど、現場作業では重宝しそうです。どこに置いたか忘れるなんて事がなくなります。