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僕が頻繁に通っているストックホルム市立図書館へ今日は家族みんなで行ってみました。
目的地は館内にある子供向けのエリア。
当然ながら山ほど本があります。日本語の本もあって、隣に建っている国際図書館の分も合わせるとかなりの量になります。
パズルに興じるチーちゃん。
この図書館が別格とはいえ、文化的な成熟度の日本との違いを感じてしまいます。建築だけでなく、家具調度にも感心することばかり。
照明も良い。吊り下げられている蛍光灯には格子状のガードがついています。これは蛍光灯を守る為だけではなく、光を柔らかく拡散させる役割も持っています。スウェーデンだとそこら中で見かけるけど、日本だとどうでしょうか?
そして隣室の童話ルーム(朗読部屋ですね)。ベンチが素敵。配置が良い。光が良い。もちろん中心の椅子も素晴らしい。正直驚きました。
これが日本だったら、背景は絵ではなく、トトロとアンパンマンのパネルで、椅子やベンチはもっと簡素な物(この椅子は普通に作ったら10万円前後はしてもおかしくない)になるのかな。そして部屋はギンギンに明るいという具合。僕なら3秒で退室しそうです。
いや別にトトロは好きだし、コストの問題も分かるし、日本の方が人口が遙かに多いからなかなかこうもいかないとは分かるけど、子供の読む物、遊ぶ物にも、商業主義(例えばアンパンマンはその典型)が浸透しまくっている現代とは、一線を画す場所だと感じました。
図書館は知の宝庫として文化の発展には欠かせない場所ですが、シンプルで機能一辺倒ばかりでなく、このような美しさを優先した場所も欲しいものですね。
写真は、壁の絵をジーッと見るモユル。
仰るとおり、アンパンマンも悪くはないけど(私は子どもの頃嫌いでしたけど…偽善ぽくて)、こういった素敵な空間や物やに、小さいころから普通に慣れ親しめる環境は良いなあと思います。
薄っぺらくない、長く使えるもの、それに積み重なる時間。そういうものが大事で、必要だなあと思います。
投稿者 satomi
昨年の今頃にストックホルムとヨーテボリに出張してから、スウェーデンに興味を持ち始めました。
ikuruさんの写真、スウェーデンの風景、ご家族の様子など、楽しみに拝見しております。
モユルさんはなんだかとても感性が豊かなんだなあ、といつも強く思うのです。なんかなあ、なんともいえないなにかが背中からにじんでいるような・・・後姿がほんとうに語っているような・・・この写真もそうですよね。かわいい。
投稿者 kaori
satomiさん
そうですね、私も子供の創造性をたくさん刺激できる環境が理想だと思います。
kaoriさん
ありがとうございます。勘違いかもしれませんが、そういって頂けると嬉しいですね(笑)。
投稿者 Ikuru
ストックホルムの国際図書館について教えて下さい。
まず、市立なのですか?それとも国立なのですか?
また、市立図書館や国立図書館との関係が分かりましたら教えて下さい。
また分からないことがありましたら、どうかよろしくお願い致します。
投稿者 樋口晴敏
各図書館に直接お問い合わせ下さい
投稿者 Ikuru