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2007年08月07日    コメント ( 0 )

スーパーワイドは難しいけど、それこそが魅力。

昨日、今日のストックホルムは久しぶりの暑い日になっています。電車、バス内には冷房が無いので昼間は大変です。

さて今回は世界最高のカメラと言われるSWCの写真です。ハズレ写真を量産してしまうのだけど、時々、ずば抜けた一枚が混ざっていたりするともう夢中になってしまいます。子供たちを撮るのなかなか難しいです。

広角レンズ=広い範囲が写る
のですが、
子供を大きく撮る為には→近づかないといけない→被写界深度(ピントが合っているように見える範囲)が浅くなる=目測のSWCではすごく難しくなる
という困った状態に陥ってしまうのです。とはいえ、負けるわけにはいきません。

カメラ: Hasselblad SWC
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5

動いていなければ比較的、楽に撮れるかな。露出+ピント合わせをする余裕が有ります。

070807_02.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

今回使ったのはこの3台の一つ。譲り先が決まって、ついさっき日本へ向けて旅立ったばかりです。喜んで頂けたら良いな。

070807_03.jpg

カメラ: Hasselblad SWC
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5

SWCらしく景色をメインとして撮ってみる。いつもながら発色の良さと、被写界深度の深さには驚かされます。

でも、子供を撮るなら、もっと近づきたいですね。

070807_04.jpg

カメラ: Hasselblad SWC
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5

これくらいになると様子が分かるかな。ただ、光線状態が悪かった。帽子を取ってくれると良いんだけど、そうもいかない。

070807_05.jpg

カメラ: Hasselblad SWC
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5

さらに近づく。この辺まで来ると迫力が出てきます。

タンポポの綿毛を見つけました。

070807_06.jpg

カメラ: Hasselblad SWC
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5

こちらはミチカ。公園の様子を知るのには十分だけど、やっぱり近づかねば。

070807_07.jpg

カメラ: Hasselblad SWC
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Biogon C 38mm F4.5

ずっと雰囲気が出てきた。

「臆することなく、近づくべし!」が今後のキーワードになりそうです。次回につづく。


 
 

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