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2007年01月10日    コメント ( 4 )

デジタルバックのテスト。

今日は個展の中休み。明日からの後半に備えて休憩です。やっぱりする事は、カメラで撮影(笑)です。

お知らせ。
会場でよく”モユル君は来ないの〜?”と聞かれるのですが、明日(木曜日)午前中に来ます。って、突然で申し訳ありません。。。

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

さて、今回の被写体は何でしょうか。

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

僕も19歳の時に同じ様な物を作りました。出来は悪かったけど(笑)。

070110_03.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss JENA Sonnar 180mm F2.8

ここからはレンズ描写の確認も兼ねています。開放での撮影と、F11くらいに絞った2枚を載せています。

070110_04.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss JENA Sonnar 180mm F2.8

このレンズは東ドイツ製のツアイスです。

070110_05.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

今度はプラナー110ミリ。うーん、ピントの合う範囲が浅いねー。

070110_06.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

絞るとシャープになり、先ほどとは随分と変わります。

070110_07.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

標準レンズ。開放でも、なかなかの写り。

070110_08.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

ブラインドから漏れる光が綺麗。

これはイクルのパパが作った小さな手回しオルガン。サイドに吹い子(ふいご。空気をため、送り出す)が付いています。ハンドルを回すことで、吹い子が動き、空圧を高め、パイプを鳴らせるようになります。ドラムを交換することで、様々な曲を演奏可能。分かりやすく言うと、オルゴールの様なオルガンです。

070110_09.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Distagon FE 50mm F2.8 T*

広角レンズだけど、素敵なボケ具合。中判レンズの醍醐味です。

070110_10.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
デジタルバック: Hasselblad CFV
レンズ: Carl Zeiss Distagon FE 50mm F2.8 T*

今日の休憩場所は父の仕事場。被写体には事欠きません。明日からはどのレンズを持っていこうかなー。え、全部(笑)?


 
 

コメント

えっ、イエナって東ドイツだったのですか?

知らなかった・・・。

でも公平に見てもFE110ミリの方が味のある表現だと思います。

イエナは普通に写るってところですかね。

やっぱりFE50は是非欲しい・・・今は無理。

投稿者 shibu


shibuさん

そうなんですよー。詳しくは分かりませんが、戦後の混乱期にZeissブランドのレンズには、Optonが西側へ、Jenaが東側へ向けて供給された物として名前が付いていたそうです。あれ、違ったかナー。東で生産されていた物がJenaだったかな?とりあえずDDRは東ドイツの略称です。

投稿者 Ikuru


私は Jena Sonnarの描写が好きです。 自然な質感が有るという感じです。
大事になさって下さることを念じています。

戦後の逃亡して来たエンジニア達で作られたOptonのものも、ハッセルなら
白い鏡筒のものに代表されるように現代のレンズとはひと味違う魅力があると
感じています。
自分は早計に、全部放出してしまい後悔しているからでもあります。
ペンタコン6用だと驚くほど安い値段で手に入ったし、今でも安いようですが、
そのラインも一括して放出してしまいました。

ハッセル・マウントが有ったというのは知りませんでした。

Zeissの本家本元はJenaだったし、ソ連の統轄下でも良いレンズを出していたと
感じています。 もちろん、戦前のJenaなら文句無しですけど。

投稿者 Niel


Nielさん
残念ながらこのレンズは、この日本滞在中にお借りしていた物でした。Optonも良いですよね。ハッセルブラッド用には両方が混在していた時期があるようです。

投稿者 いくる


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