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このところ、撮影後にどの様な画像加工をしているの?と、問い合わせが増えています。EOS20Dの撮影画像は素材の色再現が正確で、その分、地味に見えるという評価が一般的です。でも、そのお陰で、コンピュータ上での画像加工は楽だと感じます。
左が撮影したままのオリジナル画像。影を弱くする程度にフラッシュを発光させましたが、随分と暗く撮れてしまっています。右がいつも僕がブログ上に載せる写真の様に加工をした物。意識的に彩度を強くしています。
今日は簡単に僕の加工手順を紹介してみます。専門用語の説明は省きますが、ネット上で言葉の解説が簡単に見つかりますので探してみてください。加工中の写真たちは画面キャプチャー画像で、色などが作業時と変わって見えています。いずれにせよ、参考程度にご覧ください。
EOS20Dに付属しているRAW現像ソフトのDigital Photo Profesional(DPP)でRAW画像を開きます。
ダイナミックレンジ調整。上の明るさ調整よりもこちら大まかに合わせています。
EOS20Dの自動ホワイトバランスは非常に優秀ですが、ちょっとだけ調整。
DPPの一番素晴らしい機能がこの”忠実設定”。ビックリするほどオリジナルに近い色、階調になります。この機能を使いたい為にフォトショップによるRAW現像に移行できません(笑)。どういう処理をさせているのだろう?
必要な時はトーンカーブも微妙に動かします。画面は拡大しながら色を見ているところ。
これらの作業をしないで現像した写真。
一連の作業を行ってから現像した写真。あまり加工に時間をかけなかった分、彩度が濃すぎだと感じられます。
そのままフォトショップへ画像を転送。(注、このキャプチャー画像は随分と色が濃くなって見えています。)マスク上でレベル補正をちょっとだけ。必要な時は部分的な明るさや色の補正もしています。
色バランスの調整。赤が強すぎるのもここで補正。
フォトショップのアクションとして登録してある自動化処理を行い、ブログ用にサイズ変更、ドロップシャドウ、角丸にする。
画像をシャープに。
完成。印刷するならばもっと厳密に作業を進めた方が良いはずですが、ブログ用(ネット用)の写真ならばDPP現像後でも、フォトショップ上でさらに追い込めるので気楽にやっています。極端な言い方だと、露出さえ合っていればその後は何とでも出来てしまうのがデジタル画像の良さでしょうか。もちろん、元素材が完璧ならば何もしなくても良いのですが、なかなか難しい。。。
お久しぶりです。
私は20D購入当初は、Lファインモードで撮っていましたが、
DPPとphotoshopを使い出して、もっぱらRAWですね。
でもikuruさんのレベルまでは使いこなせていないので、
とても勉強になりました。
投稿者 midori-room
midori-roomさんへ
こんにちは〜!
僕も最初は同じくJPEG のLファイン設定でした。でも、RAWの良さを知ってしまってからは現像の手間をいとわず、とりあえず撮りまくっています。今回の例みたいに露出不足も良くありますが、もう撮りまくり(笑)。
画像処理は難しそうにも見えますが、実はけっこう適当にやっているんです〜。しばしば変な色になったりしていますが(笑)。
投稿者 Ikuru