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2008年12月23日 コメント ( 8 )
本の表紙になります
「子供の秘めた才能をイメージさせる写真」という条件付きの依頼が、早川書房から飛び込んできました。ふむふむ、ちょっと興味深い話です。しかし、もう一つの条件がちょっと難しい。
「顔が見えないもの」。
僕は自他共に認める親バカ写真家ですが、後ろ姿を意識して撮ることはほとんど無いことに気付きました。いかにして前側に回り込み、表情を写すかに命をかけていたからです(笑)。
とりあえず、過去の写真ライブラリから、独断と偏見で条件に合いそうな物を選んでみました。
カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Planar 50mm F1.4 T*
5歳になる直前の春。もうちょっと道が長く先まで伸びていると良いかな。
カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*
去年の夏。何を見つめているのでしょうか。
カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Carl Zeiss Distagon 18mm F4 T*
ミチカ誕生の三日前。二歳になったばかりだけど、もうすぐお兄さんです。
カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*
保育園でも、よく遊びに連れて行ってもらう林の中へ。今年の春。
カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 135mm F2.8 T*
タンポポを吹く口元が可愛い。去年の7月末。
良い感じの写真ですが、思いっきり顔が写っていますね(笑)。
カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*
3ヶ月前、落ち葉の中で。これはシルエットの様にも見えるから選んでみた。
カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Zeiss-Opton Tessar 80mm F2.8
一年前。結構好きな写真。この先には何が待っているのかなー?
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ここでちょっとだけ、勝手に宣伝。
早川書房といえば、海外ミステリー!スウェーデン発の大ベストセラー「ミレニアム」の日本語版が出ました!もちろん僕も読みますよー。超期待です。
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お待たせしました。採用された写真はこちら!
パンパカパーン!
カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon C 60mm F4
湖畔に佇むモユル4歳。
顔どころか、性別や国籍も分からず完璧です。
しかも、ハッセルブラッドで撮った写真!
「ぼくは考える木」
ポーシャ・アイバーセン 著 小川 敏子 訳
早川書房 発行
2009年1月7日 発売
Portia Iversenの「Strange Son(変わった子)」という、アメリカのノンフィクションの日本語版。自閉症の子を持つ、アメリカとインドの二人の母親の物語。まだ僕も読んでいないので、内容は良く分かりませんが、「ジュリア ロバーツ主演で映画化予定」と聞くと、意味無く期待が高まります(笑)。←単純。
今回の依頼と自閉症の話というのは、たまたまみたいですが、こういう本に関われてちょっと嬉しいです。ぜひ、ご購入下さいね。映画化後だと、表紙がジュリア ロバーツと差し替えになる可能性必至ですので、お早めに(笑)。
ということで、ご祝儀クリックとして ↓ のリンクを押してね。
コメント
おめでとうございま〜す! ご祝儀!ご祝儀!
選ばれし「湖畔のモユル君」いい感じですが・・・個人的には落ち葉の中の写真、大きな木と沢山の落ち葉の中で・・・見てると気分がスーと静かになって好きです。
モユル君がもうちょっと後ろ姿気味だと良いのでしょうか。。。
ウチは私がカメラ担当です。←拙いながら。
どこを歩いても キョロキョロ、パチパチ写していると、いつも皆の後ろばかり〜よって男三人の後ろ姿のショットが多いです。
改めて見ると・・・男の背中は雄弁ですネ。
昔、ストックホルムの街を写したカレンダーを買ってみたら、一月の「王立公園スケートリンクのシーン」に向こうの雪のお山で遊ぶ、幼い次男とそれを見守る私が写っていました。
その後、スウェーデンのガイド本にも、全く違う日に同じ場所で遊ぶ次男が写ってました。
知らぬ間にグラビア・デビュー! とっても嬉しい驚きでした。
モユル君の可愛い後ろ姿は、ついつい本を手にとってページをめくりたい衝動が駆り立てられます。
今年はアドベントのロウソクも灯し こちらのブログで美しく、賑やかな(?)スウェーデンの冬を日々を見ることが出来て とても豊かな気分です!!感謝。
「ミレニアム」も読みますゾ!リサ&カールに続き・・またも『ラーソンさん』なのですね〜♪
投稿者 ICAで〜す♪
こんにちは、いつも楽しみに拝見しています。
時の移ろいや人生を彷彿とさせる水の中にたたずむ、小さな体に無限の可能性を秘めた後姿。いい写真ですね! ジュリア・ロバーツよりモユルくんに一票です!!
投稿者 ひちりき
ICAで〜す♪さん
僕も落ち葉の中での写真が気に入っています。色が綺麗ですよね。
おおっ、確かにラーソン繋がりですね(笑)。また意識して選んでみようっと。
ひちりきさん
あ、お久しぶりです!打倒ジュリア(笑)!なーんてね。
投稿者 いくる
はじめまして。
ミクシィの コミュから きました。
タイトルと 写真が とっても 合っていて
神秘的。
わたしも はなしは うまく いかないのに
書くと みんなが 「深い」と 言って
読んでくれて
不思議に おもう時が あります。
本、表紙が かわらないうちに 買います!
紹介 ありがとうございます。
投稿者 ちーちゃん
mixiのコミュで興味を持って来ました。
どれもすてきな写真で、メッセージを残したくなりました。
子どもの後ろ姿、大好きです。
そして、切ないです。
いつか自分の手の届かないところにいってしまいそうで。
自閉の子どもにも、たくさんの可能性があり、逞しい生命力があると思います。
信じて見守れる親になりたいです。
投稿者 たまこ
ちーちゃんさん
はじめまして。娘の呼び名と一緒ですね。
この本、なかなか興味深いですので、ぜひご覧くださいね!
たまこさん
こんにちは!
後ろ姿は、ちょっと寂しいけど、でも何か色々と想像させてくれますよね。
投稿者 いくる
はじめまて。「考える木」で検索をかけていて、たどりつきました。
本を購入したきっかけは、上記URLをご訪問いただければ書いてありますが、
本の表紙の写真が大変印象的だったのも一役買っております。
写真を撮った主のお名前は残念ながらよく知らなかったのですが(すいません)
モデルは、息子さんだったのですね。
とてもすてきな写真だと思いました。
本は、まだ読み終えておりません。
もう佳境に差し掛かってます。
本当に面白い本です。
本当は仕事も家事も育児もひっぽりだして、一気に読んでしまいたいです。
投稿者 chem0707
chem0707さん
この本に気付いていただけて嬉しいです。ゆっくりご覧くださいね。
投稿者 いくる