日本もそろそろ秋の気配がしてきました。
街路樹も緑から黄色、赤へと徐々にかわり、夜には秋の虫が合唱しています。

エントリー内容とは関係ない事なのですが、質問させていただきます。長文になってしまいますがどうかご容赦ください。

緩やかにではありますが確実に減少傾向にある銀塩、早いスパンでの新機種発表など
で盛り上がりを見せるデジタル。私個人としては道具に関してはどちらもこだわりを
見せず上手に使い分ければいいと思っておりますが、問題は出来上がってきた写真についてです。

私は写真をライフワークにしています（駄作ばかりですが(笑)）。大袈裟ですが撮影
した写真は自分の人生の時間についての記録として出来うる事なら人生の幕を閉じる
まで保管していたいと思っております。デジタルの利便性には魅力を感じますし、ポ
ジフィルムでうまく撮影できたときの美しさも同様です。Ikuruさんの場合、お子様
の成長過程等は大切な記録であり、また、思い出でもありますよね？。そこでデジタ
ルで撮影した際のデータについて超長期での保存についてどのようにお考えでしょう
か？

不躾な質問で恐縮ですがお伺いできたら幸いです。

個人レベルではデジタルの保存って不可能です。

今だとCD-RやDVDとかに焼きこむ　でもこれって意外とすぐに読めなくなったり
するし、そもそもCDやDVDのドライブが将来に渡って存在するとも思えません。
技術革新が早くてすぐに次世代メディアが出てきます。
HDDもすぐにクラッシュするので何年も保存できるものはありません。

おそらくHDDにコピーして　年数が経ったら壊れる前に次のHDD（あるいはその時
の主流メディア）に全部をコピー　と延々と繰り返さないといけないと思います。
フィルムだったらしかもポジだったら保存状態をよくしていればずっと見ること
ができるんですが。

ってことで私もどうやって保存するのかikuruさんを始め写真を趣味にしている
皆さんに聞いてみたかったところです。

straycats_ssizzさん
ちいちゃんさん

とりあえず今の僕は複数の外付けHDに保存しています。でも、心配の種は尽きません(笑)。理想としては離れた場所にあるHDにも保存をしておきたいですね。

CDやDVDは確かに将来はつかえなくなるかもしれません。でも、これだけ普及しているのですから、10年後にいきなり手に入らなくなるとも思えません。将来はもっと小型で大容量の保存方法があるかもしれませんし、ひょっとしたら全てサーバー上に保管できるようになるかもしれません。革新的な媒体ができるかもしれません。

フィルムだったら大丈夫という話も良く聞きますが、結局は同じだと思います。フィルムを閲覧する方法、読み込む方法、プリントする方法が無くなったとしたら同じ事ですし、仮に水害、火事、煙などが出たとしたら、取り返しが付かなくなります。完全なる空調+防災体制が整った防火倉庫に保存するというのならまだ良いかもしれませんが、やっぱり現実的ではないですよね。

とりあえず、デジタル化しておいて、複数コピー。良い媒体が出来たら更新という感じでしょうか。データーを無くす怖さを考えれば、これくらいは大した手間では無いと思っています。

最後のコマ！もゆるナイトの手が切れてしまったのだけが惜しい。
いたずらっぽいミチカ姫の表情、優しいお兄ちゃんの表情、完璧です。良いなぁ。

サーバーを入れてデータを管理している個人フォトグラファーもいる様ですが、コストは半端ではありませんね。かといって、MobileMeサービスの様なインターネット上のストレージにおいておくのも色々な意味で現実的ではない。
CDやDVDは、大分以前は10〜15年が寿命だと言われていましたが、特に-R等の書き込み可能ディスクでは、作成方法や保管状況でもっと早くに読み出せなくなる事がありますね。なので、これもバックアップとしては十分ではない。
結局はいくるさんの方法がベターだと思いますが、僕の場合は複数のHDD（一部データは複数のDVD-Rにコピーしてそれら）を別々の場所（と言っても母屋と離れ程度ですが）に置いてます。
これらをAppleのTime Capsuleに置き換えるのも一手かなと思いますが、セキュリティ面で「？」だと思っています。

以前、CFがいっぱいになったらそれをフィルムの様に保管するという荒技を聞いた事がありますが、いくら安価になったとはいえ、流石に真似はできません…

tsさん
CFカードでバックアップですか！
値段を考慮しなければスペース面でも良さそうですね(笑)。いずれ、このように私たちが心配していたのも笑い話になるような時代が来るんでしょうね。