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皆さんはごく一部の男性(ひょっとしたら女性もいるかも)にのみ発症する熱病があるのをご存じですか?
それは身近にある物の中身を見たくなってしまうという、危険な病なのです。今まで、僕は何度も発症してきましたが、スウェーデンに来て、結婚をし、子供を育てるようになり、病状は収まったのかと思っていました。
しかーし、長い間、押さえ続けていた衝動が、ここに来て目を覚まそうとしています(笑)。
これは約7年前に発病した時の物。何だか分かりますか?
答えは当時の最新+最人気機種であった携帯電話N502iの中身。
分解熱にも2種類の症状があります。ひとつは、”とりあえずバラバラに分解すれば満足”という、ちょっと迷惑な症例。そして、もう一つが”バラバラにし、元通りに戻す事に喜びを感じる(失敗すると金銭的にも精神的にもショックを受ける)”という自己陶酔型の症例。
後者にはさらに、”他とは違う物に改造しちゃう”という欲望が付け加わる事も。そこで誕生したプロジェクトがこちら。発注者(携帯電話の持ち主)はなんと若き日のカズエママ。まさか、その一年ちょっと後に結婚する事になるとは思ってもみませんでした(笑)。
無事に使えるように組み直しました。
ちなみにこのパーツは、電話受信時に本体を震えさせるバイブレーター。奥に見えるのは折りたたみ式携帯電話の要である、ヒンジ。どちらも小さいので驚きます。
そんな僕の身近には今、非常に興味をそそる対象があるんです。
携帯電話の分解と比べれば、開腹程度は楽勝です。
この赤矢印の先にある歯車の材質だけが柔らかく、摩耗するようになっているそうです。使い込まれて摩耗が進むと、フィルムの送りが少なくなる為に、写真のコマ間が狭くなり、整備時期を教えてくれるという構造。整備時にもこれだけ交換すれば、また問題なく使えるようになる(たぶん)。
この状態で、各ギヤーがどのように動作をするのかを見るのが楽しい。←重傷。
もっと分解を進めたいのですが、もう幾つか工具が必要なので、とりあえず断念。今度、調達しに行こうと思います(笑)。
ちなみに僕の父も重症患者です。先日はハッセルブラッド2003FCWを分解したという報告がありました。仕事が忙しいと聞いていたのになあ(笑)。
あなたも分解熱?
「分解しないでください」と書いてあるので分解しない
良い子ではいけません。
知識の泉を失うだけ。
物を捨てるなら、その前に分解して内部を観察するのが人間としてまっとうな道だと思います。
とは言え、最近は電子化されてしまって見るべき物が少なくなりました。
カメラのメカニズムなどは機構学の宝庫です。
投稿者 ikuruの父
ikuruさん、こんにちは。
私も父の腕時計を分解!(壊した?)ことが・・
残念なことに自分の記憶からは欠落してます。
ただ、父母から「あの時アンタは・・」と
折に触れては言われ続けました(笑)
一体どういう作業?を行ったのか、
今でも気になります。
moyuruくんもmichikaちゃんも
お父さんの血をしっかり受け継いで
いずれ何かをバラバラにとか・・
・・冗談です。失礼!
投稿者 BUBU
覚えていますか、一番最初の分解を?ikuruの幼稚園の頃だったか、家のベランダで弟と一緒に、壊れたテレビをドライバー一本持ってばらばらにして遊んだこと。もちろん危険な部分はパパが外しておきました。夢中になってねじを外しにかかり、長時間二人で奮闘していました。けんかもせず静かな時間が流れたあと、親の思いもかけない結果が!何と二人はねじの数の競争をしていたのでした。パパの教育的?目的はどこえやら・・。大笑いしたものです。初めての私の投稿、これで届くでしょうか。
投稿者 ikuruの母
ikuruの父さん
そう、携帯電話は分解できてもそこまでで、もう何も分からず手が付けられませんでした。ハッセルブラッドの方が面白いね。
BUBUさん
あはは(笑)!大事な時計だったのかもしれませんね。ミチカはまだ分かりませんが、モユルはこの手の事に興味がありそうな気配です(笑)。
投稿者 Ikuru
ikuruの母さん
テレビの分解をしたのは覚えています。でも、幼稚園生だったとは!ネジの数を争ったのも覚えていないなー(笑)。
投稿者 Ikuru