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2007年12月31日    コメント ( 4 )

やっぱり最後は、

早くも本年の最終エントリーです。ところで内容には全く関係ないけど、なぜか今、ヘッドフォンをしながら派手に聞いているのがブルーハーツ/High lows/クロマニヨンズ。全部、甲本ヒロト+真島昌利のパンクロックバンドなんだけど、やけに新鮮でめちゃくちゃ良い。ついこの前まではJack Johnsonと、熊木杏里がお気に入りだったのに、すごい落差(笑)。

さて、今年も色々な事がありました。

まず新年早々に初めての個展。沢山の方にご来場頂きました。

あと、モユルが発達障害という先天性の病気を有している事が分かりました。とはいえ、どうやらモユルはタダモノじゃないと思う今日この頃。分かりやすい点なら、絵本の内容丸覚え。5、6冊なんていうレベルじゃないんです。

例えば、鉄道の科学(1977年佑学社)という本(あ、絵本じゃないですね)の「英国鉄道の最新型旅客列車。転覆しかけているのではなく、カーブに沿って走る為に、内側に傾斜しているところ。この新奇な緩衝装置によって、列車は通常よりずっと速い速度で曲がることができる。在来の線路で時速240kmで走る性能を持っている。」なんて事をスラスラ暗唱しているのです。意味は分かっていないと思う(たぶん)けど、僕がワザと間違って読んだりすると、すかさずチェックが入ります。全く、天才なんじゃないかって勘違いしそうだよ(笑)。←はい、親バカなだけ。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

そして、もう一つ。突然の素敵な出会いがあり、栃木県の那須高原に土地を確保することになりました。ちょっと企み中のプロジェクトをここで始められたら良いなあと考えています。

10月に現地を視察していたのですが、つい先日、代行をお願いした弁護士さんから全ての手続きが完了したと連絡がありました。嬉しいです。まずは住めるようにしないとね。

そして、今年最後(たぶん)のエントリーは、やっぱりハッセルブラッドで撮った写真でしょう。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

公園に到着してすぐのミチカ。少し警戒しています。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

修理から返ってきたばかりの50年前のハッセルブラッド1000F。レンズは広角のディスタゴン60ミリ。撮影日はこの日。猛烈に寒い(たぶんマイナス10度くらい。風が無かったから少しは楽)中でもちゃんと動作してくれましたが、僕の指の方が先にちぎれそうでした(笑)。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

なぜチーちゃんが警戒していたかというと、そこら中が真っ白に凍り付いていたから。でも、モユルはすぐにベンチ上の霜をこそぎ落として遊び始めました。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

まだ午前中なのに、まるで夕方みたい。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

ベビーカーからは降りたけど、まだ緊張気味。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

凍り付いた地面をガリガリと。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

パパもー!って呼ばれるんだけど、それってすぐに目が回るから苦手なんだよね。。。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

しかし、チーちゃん。素手で寒くないの?

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

さすがに凍えたらしく、手袋をつけてー、とやって来ました。これなら冷たくないね。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

チーちゃんが着ているパタゴニアの上下は、モユル兄からのお下がり。ズボンはリバーシブルなのです。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

本当に寒い日でした。スプーンを持つ側だけ、手袋を外しているモユル。

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カメラ: Hasselblad 1000F
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Distagon 60mm F5.6

ここへ来てすぐの顔つきと比べると、すごーく楽しそうだね。北極海へ向かう砕氷船って感じでしょうか。

本年中は色々とお世話になりました。明年もどうか宜しくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。
あ、ついでに↓のクリックもしていって下さいね♪


 
 

コメント

Ikuruさん、モユルくんの“障害”、親御さんとしての懸念はよく分かります。
しかし一方での異能(特異な才能)のめばえも感じていらっしゃるようで、本人にとっても、あるいは広く社会的にもこれを潰すのではなく、奔放に伸ばせる環境を与えてやるのが大人としての次の世代への務め(倫理的)でしょうか。
一般に「幼児教育」とは、この小さな異能を大人社会の枠組みに嵌めようとしがちなものですが、これから守ってやるのが親の愛情でしょうか。
スウェーデンではそのような事はないと思いますが、帰国後がちょっと懸念されます。
那須高原のお話し、帰国後の構想へ向け、良いスタートが切れそうですね。
お二人の子供さんにもきっと良い環境になることでしょう。
1年間、Blog更新と、様々な情報提供、お疲れさまでした。感謝しま〜す。
ご家族、どうぞ佳いお年を !

投稿者 artisan


お子さんのご病気が、専門医のいる環境で発見出来たことは、とても幸せなことだとおもいます。

きっと、日本へ戻っても、ナスならいい環境だとおもいます。
学校、スゴく楽しみにしています。

2008年も笑顔いっぱいの年になりますように。。。

投稿者 とも


イクルさん初めまして、1年間色々見させて頂き感動している神奈川在住の1fanです。

自分からお伝えしたい事もいっぱいあるのですが、モユル君の事も含め応援しておりますので頑張って下さい!!

那須は自分の親友が住んでいますのでProjectが進行した時には是非お邪魔致したく、その時は色々教えて頂きたく宜しくお願いします。

投稿者 apfel9460


artisanさん
今年もよろしくお願いします!
帰国してすぐは戸惑うかもしれませんが、まあ大丈夫だろうと楽観しています。この病気の場合は良い治療先を見つけることよりも、親の正しい理解とサポートが最重要ですのでその辺をしっかりやりたいと思います。

ともさん
ありがとうございます!前向きに楽しみながら進んでいきますね。

apfel9460さん
初めまして!リンゴがお好きなんでしょうか?那須に住めたらリンゴの木なんかも植えたいです(笑)。

投稿者 Ikuru


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