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2009年01月11日    コメント ( 4 )

限界を知った日

- 正月休み
- 快晴
- ちょっと運動したい
- 子供二人を連れて出かける=ママ休息=良いパパ(と思いたい)
- ついでに凍った湖で撮影したい ← 実は一番の目的

ただし、その日はマイナス15度とか、20度という予報。年に一、二回ある寒波が年末年始に襲来していたのです。防寒対策を万全にして出かけることにしました。無謀にも自転車+ワゴン(これね)で。これなら10分もしないで到着できます

自転車で走って行くだけなら問題無いのですが、ギヤーチェンジをするワイヤーがまともに動作しなくなりました。ワイヤーケーブル内のオイルが固くなって動きが鈍くなったのだろうけど、こども達を引っ張っている上に、雪面からのスタート時などは結構きつい。←それを問題有ると言うのでは?

ちなみにタイヤはノーマルタイヤのまま。スパイクタイヤも検討しましたが、色々と試した結果、このままで良いなと判断(もちろん、凍結路面や深い雪ではまともに走ることは出来ません)。

090111_01.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

うっすらと雪が被った湖面に到着しました〜。

090111_02.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

氷だけだとツルツル滑って危ないのだけど、雪があるからかずっと歩きやすい。ミチカも一人でウロウロし始めました。

090111_03.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

鞄を押して雪をかき分けながら進んでくるモユル。

090111_04.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

派手に水平が傾いていますね。もう確かめたりしている余裕が無いんですよー。寒すぎ。口元からの息でファインダーは曇って見えなくなるし、ここまで寒いと撮影は大変です。

090111_05.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

一番心配だったのは、カメラが無事に動作するかどうか。新品の電池を用意し、直前までポケットの中で暖めておきました。

ちゃんと整備してもらった物だったので、レンズのヘリコイド(ピント合わせをする時に動かすところね)が重くなる程度で済みました(油が古くなっていたりすると、極めて重い動作になったりする)。写真を見る限りはシャッターも問題無さそうです。

090111_06.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

除雪車が突進してきましたー。
中身にはカメラ機材が色々と入っているんだけどねー。。。

ちなみに、寒すぎたこともあって、ノンビリとレンズ交換しながら撮影なんて呑気なことはできませんでした(笑)。自転車走行時の負荷が増えただけ。

090111_07.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

撮影中の僕の影が思いっきり入り込んでいます。いつもなら、もうちょっと気にするのになあ。。。

090111_08.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

じつはこれ、厚手のグローブをしていたので、シャッターボタン半押し(ハッセルブラッド203FEでは、これでAEロックにもなる)して測光しようと思ったら、そのままシャッターを切ってしまったもの。普段なら、レンズを下げて構図内にミチカの全身が収まる様にするはずだけど、意外とこのままが良い。

これに懲りて、今度は薄めの手袋に交換したのだけど、速攻で指先の感覚が無くなる始末。親バカカメラマンには酷すぎる環境でした。。。

まだ続く。


 
 

コメント

ハッセルの203FEでは寒冷地での電池の難問がありますが、503とかSWCでは全然問題ありませんjか。私は、寒冷地では使ったことがないですが、金属部分が凍る!(?)ということもありうるのでしょうか。

投稿者 pacco


景気が回復したら、又オーロラ撮影にチャレンジしたいのですが、超低温下でのCanon、一眼レフは1D、5Dは如何でしょうか? 前回は、ノルウェーに、着いた日に空港から、体調不良で真っ直ぐ成田に引き返しました。次回は体調を整えて挑戦したいと思っています。北欧での、撮影時の気温に大変興味有ります。それから、時々、不正で無く、間違えて続きを読む前に、クリック、読み終わったら又クリックしたけれど、間違って二度クリックしたらどうなるのか?お聞きした次第。IP番号で重複したクリックはカウントされないこと了解しました。今後とも、楽しいブログを楽しませて、いただきます。お身体大切に・・・

投稿者 カメラ小僧


氷点下20度…未知の世界です。聞くだけで凍傷にかかりそうな…
その中でも、よくぞ撮りました。

水平がどうこうとかよりも、何だか透き通った空気感がある様で、その不思議な感じが良いなぁ。
高緯度のせいか太陽が低いだけに、影やハレーションには苦労しそうですが、雪がキラキラ写って凄く綺麗ですね。
除雪車の運転士の表情も引き立ちます。流石に姫のお顔は半分マフラーの?中ですが、これも空気感と相俟って良い雰囲気。
いやいや、凍りそうな中でお見事です。きっちり動いた203FEたちにも拍手!

投稿者 ts


paccoさん
どうなんでしょうね。凍るためには液体が必要ですので、外出前に濡らさなければ大丈夫ではないでしょうか。SWCなどでは電気系の問題はありませんが、その他、「全然問題ない」かは、もちろん分かりません。

カメラ小僧さん
今のヨーロッパは驚異的なユーロ安ですのである意味、チャンスです。超低温下でも動くことは確認していますが、何時間も出しっぱなしにしたことはありませんので、その辺は注意が必要だと思います。とりあえず、電池は複数を用意しておいた方が無難です。

tsさん
寒くても風がありませんでしたので、その点は助かりました。キラキラ輝く雪が綺麗ですよね!

投稿者 いくる


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