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2008年11月19日    コメント ( 4 )

時計のオークションに行く

スウェーデンに来る前からだから、もう10年は使っている時計の留め具の調子が悪くなり、そこら中傷だらけなので、いい加減新しい物を探すことに。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

これがその時計。極々普通のスウォッチです。シンプルで見やすいし、着脱も楽なので気に入っていました。しかし同じベルトが補修部品として手に入らなくなったりと不都合も発生(大量生産される工業製品の宿命)。

というか10年も使い続けるスタイルは、スウォッチ社としては一番望ましくない顧客でしょうね(笑)。スウォッチはシーズン毎に新しいコレクションを大量にを発表する。どんどん買い換えることが前提だからです。

ということで、今度は今後の10年、20年を付き合えそうな時計を探しに、時計のオークションに行ってみました。

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写真: オークション出品リストより

おーっ、古いホイヤーです。外観の状態悪そうだけどデザインに惹かれる。

ふふふ、実は知人に時計製作のマイスター(ドイツ在住)がいるので、ぼろい時計を安く手に入れて綺麗に直してもらっちゃおうかと企んでいます。

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写真: オークション出品リストより

おおっー、フランク ミュラー。最近はすごくポピュラーになっていますが、魅力有り。でも、ちょっとドレッシー過ぎるかな。

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写真: オークション出品リストより

パテック フィリップの何だっけ。アクアノートだったかな?全く高級そうに見えないので好き。高級時計にゴムベルトですからね(笑)。

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写真: オークション出品リストより

わー、この古めかしさが良い(ブライトリング)。オーバーホール対象として魅力的です。

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写真: オークション出品リストより

時計が備わっているということで、リストに載っていたペンとペーパーナイフ。ペンはまだしも、ペーパーナイフで時間を見るのはなかなか難しいぞ(笑)。あ、そうか、デスク上のペン立てに時計が見える様に差しておくのかな。

注:僕はカルティエには「全く」興味がありません。

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写真: オークション出品リストより

出たーーー、バセロン(ヴァシュロン コンスタンタン)!!
文句ないくらい超好みのデザイン。強いて言うなら日付が分かると良いかな。

スイスの工房でオーバーホール済みなので50年代製とはいえ、新品その物 = 物凄く高い → でも、新品時の値段と比べれば、バカみたいに安い。
でもでも、やっぱり高い。

あああーーっ、欲しい。←絶対無理。

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写真: オークション出品リストより

これもバセロン コンスタンチン。50年代だったか、60年代に流行ったティアドロップ型のデザイン。これも結構好み。写真からは分からないけど、ガラスが外れ気味だったりと状態は今一つ。メンテナンス行きにしたら見違えるでしょうね。オークションでの落札額は10-20万円前後。本社でオーバーホールをすると、たぶんそれと同じくらいかかる。

めちゃくちゃ高いと思っちゃいますよね。

でも、この時計が作られた時代に、僕たち日本人がこの時計を手に入れるのは、実質不可能でした。仮に買えたとしても、現在の貨幣価値で幾らくらいだろう。一千万円は大げさかも知れないけど、うん百万円とかしても不思議ではなかったはずです(理由:国力差、円の弱さ、輸入品、今とは比べられないほどの高級品だった)。そう考えると、物凄く魅力を感じてしまうわけなんです。←バカですねー。

で、結局はどの時計にしたの?

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

あはは、度胸不足でどれも落札することができませんでした(笑)。そのまま、ストックホルムのNKデパートで買ったのがこれ。また、スウォッチだったというオチでした(笑)。まあ、身分相応ってところですよね。←当然。

クロノグラフ(タキメーターなどは付いていないので、クロノグラフ風?)付きの真っ黒アイロニー。目盛がグルグル回ると、モユルたちが喜ぶだろうと思って選びました。案の定、喜んで遊んでいます(笑)。

ということで、掘り出し物アンティーク時計探しの旅は、まだまだ継続します。

古いカメラだとか、古い時計などの機械物(もちろん電池無し。手作業の跡があれば尚更評価高し)にめっぽう弱いパパへ、今日も ↓ のワンクリックをお願いいたします。


 
 

コメント

IKURUさん。(・д・)ノこんにちは。

イクルさんにMixiの招待状をいただいてもう二ヶ月位経ちましたが、色々な出会いがあって、実際にMixiで知り合った人たちとフットサルを楽しんでます。写真は最近全然取りにいく時間がないのですが、これからぼちぼち撮りに出掛けようかなと考えています。本当に感謝してます。ありがとうございました。

それにしても古い時計ってなんでこんなに惹き付けられちゃうんだろう...。今回出てきた時計の中で、金銭的なことをまったく無視できるとしたら(って現実、ありえないけど...) ブライトリングの時計が気に入りました。なんか古めかしくてカッコいい。文字盤の数字が気に入ってしまった...。

私は現在SKAGEN使ってます。
金額もそれほど高くないし、シンプルでお気に入り。ずっとこればかり付けてます。

投稿者 AYA+77


デザイン的には先頭のスウォッチがシンプルで一番いいようですね(好みの問題?)。

投稿者 利倉


昔、アンティーク腕時計をコレクションしていた時期があって、
パテックフィリップを持っていましたが、
オーバーホールに10万円以上もかかる超高級品の品質を維持していく自信がなく、
泣く泣く手放したのを覚えております。

いくら良い品でも、分相応というものがありますね…
でもイクルさん、ハッセルのスーパーワイドなんて、
時計の「格」で言うとバシュロンに負けていないと思いますよ。

昔の機械式高級腕時計もいいんじゃないですかー?

投稿者 ヲッキー


AYA+77さん
おおー、そうなんですか!お役に立てて嬉しいです。
ブライトリングはそれほど高くなっていませんでしたよ〜。欲しくなっちゃいますよね。Skagenってデンマークの綺麗な時計ですよね。僕は薄いのにちょっと興味があります。

利倉さん
僕もあれが一番視認性があって好きです。スイス鉄道の時計なども良いですね。

ヲッキーさん
一、二個だけならば毎日交互に使えば状態維持も楽ですが、たくさんあるとなると大変ですよね。でも、10万円でオーバーホールできるなら安いと思います。支払うのは大変だけど(笑)。
あはは、確かにSWCも普通じゃないですね(笑)。
>昔の機械式高級腕時計もいいんじゃないですかー?
もちろんそのつもりです。良い感じの時計を欲しいです。

投稿者 いくる


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