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2008年09月29日    コメント ( 2 )

絞り開放の魅力

最近は好んでディスタゴン35mmを付けて撮っています。コンタックス用のレンズなので、アダプターを取り付ける必要があります。マニュアルフォーカスだし、絞り値の自動連動も無いので最新のレンズと比べると随分と不便。

でも、なかなかの魅力があるんです。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

絞り値が開放側だとボケが非常に綺麗だというのは良く聞きますが、僕は外側の画が流れるのも結構好き。

080929_02.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

砂地を見ると、その現象が良く分かります。通常これはレンズの欠点(収差)と見なされますが、僕には被写体を際だたせる効果に感じます。

080929_03.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

ちょっと絞ると、それも分からなくなりますけどね。

080929_04.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

良い感じに浮き上がる(気がする)。

080929_05.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

仮に最新世代のレンズが、こんな描写だったら非難の的でしょう。ちょっと古いレンズの魅力です。

080929_06.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

砂場を上から撮ってみる。

080929_07.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Distagon 35mm F1.4 T*

リンゴを食べているミチカ。


 
 

コメント

こちらの写真を観ていると、像が流れるにしても、ツァイスは何というか、素直に流れたり、崩れたり、溶けたりする様な気がします。柔らかさとシャープさを併せ持っていて、自在に使えるというのが理想ではありますね。

手元の某社35mm F2は、APS-Cサイズのセンサ−でも周辺が甘いんですよねぇ…その割に真ん中がかなり綺麗なのですが、F8まで絞っても「?」な感じです。これでオーバー20MPなんて高画素ボディが出てきたらどうなるんだろう?と、ライカSシステムに羨望の眼差し…(壊れかけてます)

投稿者 ts


tsさん
ライカSシステム出ましたねー。驚きました。しかし、幾らくらいするんだろう。ボディだけで2-300万円はしそうですよね。

投稿者 いくる


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