MENU


2008年03月02日    コメント ( 9 )

子供病院のプレイルームで遊ぶ。

麻酔パッチの効果が出てくるのを待つ間、リンドグレン子供病院内にある遊戯室へ行ってみました。

080302_01.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

Lekparadisetとは、直訳すれば「遊び天国」かな。

080302_02.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

モユルの大好きなBRIOブリオがありました!

080302_03.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

プレイルーム(の一部)はこんな感じ。右側の仕切りの中には、おままごとセットなどがありました。様々な年齢層の子供が楽しめるように、幼児向けのオモチャから、プレイステーション(しかも50インチくらいはありそうな大画面)まで揃っています。中庭では駆け回って遊べます。おそらく夏ならばプールなども用意されるのでしょう。

重病患者や、障害を持った子供が光や音を使って遊べる部屋もあるそうです。

080302_04.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

照明は白い天井へ向けて照射する、間接照明。影の柔らかさを見れば一目瞭然だけど、これはすごく良い。

壁にはピッピの絵。

080302_05.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

ビリヤード。とりあえず、突っついてみる。

080302_06.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

ブルドーザーで砂遊び。

さあ、そろそろ採血に行く時間だよ。両肘の内側には麻酔パッチが貼られているので、もう感覚が無くなっているはずです。

080302_07.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Canon EF24-105mm F4L IS USM

採血室。
僕の膝の上に座って、左腕を枕の上へ。オモチャが山ほど揃っているので、モユルが好きそうな物を選んで、一緒に遊ぶ(モユルは右手のみ)。

気付いたら採血完了(5-10mlを4本)。麻酔パッチのお陰で、最初から最後までモユルは全く痛みを感じることなく済みました。ミニカーをお土産にもらって帰宅。

この病院へ来るといつも思うんだけど、さすがは子供病院に勤めているだけあって、子供の扱いが非常に上手。数ヶ月前に聴覚検査に来たときも、自閉症のモユルには難しいんじゃないかって心配(緊張したり、見知らぬ機械に拒否反応をするのではないかと)したのだけど、難なく検査完了。すごいなあ。


 
 

コメント

光が良いのは最初の写真で気付きました。
「明るければ良い」だけの日本とは大違いだね。
これは松下の陰謀に一億総人口がはまった結果だと思う。
明るすぎるのは目に良いわけがない。
優しい光、美しい光への感性を養い
そして子供達が、闇の美しさと恐ろしさを知るように育ててください。
日本に帰ってきたら辛いよ。

以前、うちでろうそくで食事をしたりしたよね。
周りの反応は 火事になったらいけない、電気を止められたのか、うす暗くて気持ち悪い  など、ろうそくの光の柔らかさに感じる人は皆無に近い。

投稿者 イクルの父


プレイルームが、こんなに整っているんですね

それと、パッチの陰で痛みを感じなく出来て良かったですね

日本でも使えば小さいも泣かなくて済むのにね

後、聴覚検査を無事終了したとの事、モユル君は本当に軽い自閉なんですえね

凄いわ

投稿者 マーママ 


イクルの父さん
確かに日本の一般的な照明は明るすぎですね。我が家では毎食時、必ずロウソクを灯しています。

マーママさん
モユルの自閉症が軽いかどうかは何とも言えません(スウェーデンでは重度軽度を区別しないそうなので。実際、診断書にもそのような事は書かれていない)が、ここでの検査がすんなり済んだのは良かったです。その前に地元の診療所でやろうとしたときは、全く受け付けなかったんですけどね。

投稿者 いくる


素晴らしいプレイルーム。
下手をすると、そんじょそこらの保育園よりおもちゃが充実しています。
何故このようなことが可能なのでしょう。
これでは検査に行くのを嫌がってしまいそう。
それから、病院に行く用が無くても行きたがったりなんてことも?

投稿者 tenten


明るさという部分では、目の色の違いという要素もありますね。
それを考慮しても、日本の照明は明るすぎる所も多いですし、硬い光が多いと思います。光の硬さを隠す?為にさらに光を入れて明るくしている所もあったり。
そういえば、ポートレイトの撮影等でも、光の作り方がまったく違いますね。マットペーパーで綺麗な画、グロスペーパーで綺麗な画、という感じで。
そういう意味では、LCDやプラズマといったTVの画づくりの面でも、大分違うのではないでしょうか。…なんてのを考えていたら、帰国される際の荷物が増えたりして。

投稿者 ts


はじめまして。いつも楽しく見せていただいています。日本で、入院中の子供のための学校(院内学級)に長い間勤めていたので、今回の記事、とても興味深かったです。日本の病院も子供のためを考えた環境整備が以前よりも進んできていますけれど、この病院を見るとうらやましいですね。もゆるくんの遊んでいる表情をみて、こんな風に子供がリラックスできる環境(建物だけではなくスタッフの対応も含めて)日本の病院でも作っていけるといいなと思いました。

投稿者 camomile


tentenさん
そうですか!遊具の充実さもあるけど、スペースの余裕も感じられますよね。確かに雨の日などに、遊びに行きたい場所です(笑)。

tsさん
あー、目の色の違いってよく聞きますね。実際はどれ位の差があるのか気になります。「光の作り方」というのは分かります。明るさというよりも、空間の作り方がすごく上手に感じます。

camomileさん
ここが特別なのかもしれませんが、それでもやっぱり恵まれた環境ですよね。今後も撮らせてもらえる所がありましたら紹介していきますね。

投稿者 いくる


これだけのおもちゃなどがあれば、子供達にとって待ち時間も
全然苦ではないでしょうね〜
モユルくんも、あっちこっちで遊んだことでしょうね^^

イクルさんのお父さんが書かれていた言葉が心に残りました。
『優しい光 美しい光への感性を養い、
       闇の美しさと恐ろしさを知る』
詩みたい。
でもほんと光って大事ですよね。
こちらのブログにお邪魔させてもらうようになって、
もっと強く思うようになりました。

投稿者 kaokao


はい、勝手に遊んでくれてるので、親としてもすごく楽ですね。あっという間の一時間でした。

投稿者 いくる


コメントをお願いします