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2007年04月18日    コメント ( 2 )

超手強い相手。プラナー110mm/2。

正直に言いますと、少々、調子に乗っていました。

最近、随分と動き回る子供でも捉えられるようになってきたじゃん♪と。

しかし、ここでプラナー110mmを選んでしまったのが運の尽き。

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

このレンズは、ポートレート(特に女性)を撮らせたら世界最高、と言っても大袈裟ではないほど。特に絞り開放側の柔らかい描写が魅力です。

そこで僕は遊んでいるミチカを撮ろうと、思ってしまったわけです。無謀にも絞り開放で。。。

070418_02.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

立ち止まっている時は、まだなんとかなる。(ピントが合っている範囲は足元の芝生を見ると分かりやすいです)

070418_03.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

しかーし、動き出すと堪らない。これはピントが前だった。

070418_04.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

これは近づいてくるミチカに焦ったのか、ピントが後ろに抜けています。ほんのちょっとのズレなのだけど、F2の極端に浅い被写界深度では致命的。

070418_05.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

これは首もとのちょっと手前にピントが来ているかな。手は当然としても、顔の表情も少しボケ始めています。(撮っている時には、よしっ!と思っていました)

070418_06.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

被写体から離れると、必然的に被写界深度が深くなるので、少しは楽。とはいえ、これもピントがちょっと前。一緒に走っているから難しいなあ。

070418_07.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

これも外しているけど、良いかも。←諦め始めている。

070418_08.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 160VC
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 110mm F2 T*

せっかくピタリ来たのに、カメラを振る方向を間違えてしまい(中判カメラを使ったことのある方はきっと分かるはず)、この構図。次回はプリズムファインダーを使うかな。。。

まだまだ実力不足だと言うことを再確認した日でした。というか、無理だよ(笑)。

春になったのを機会に、↓のブログランキングの登録カテゴリーを変えてみました。


 
 

コメント

私もikuruさんと同じです。

プラナー110ミリの柔らかくて立体感のある描写に惚れまくっております。

さらに、子供はカメラマンの言うことを聞いてくれないので、、、

今までハッセルはビオゴン38ミリ、プラナー100ミリ、スーパーアクロマート250ミリ(これは使ったことありません)が最高峰と聞いていましたが、このレンズも用途にもよりますが最高峰の一つですね。

投稿者 mougins99


mougins99さん

こんにちは!ビオゴンは別格かもしれませんが、これらに僕はディスタゴン60とSプラナー135を加えたいです。とはいえ、ツアイスレンズは一般的な基準からみると、どれも素晴らしいですね。

投稿者 Ikuru


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