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2006年09月18日    コメント ( 0 )

ツアイス S-Planar 135mm + ベローズ = 最強の組み合わせ。

2週間ほどヤフオク上に出品していたのですが、入札がずっと無かったこのベローズの凄さをブログ上で紹介しようと思い、撮影に出かけました。しかし、ネット上に公開する前にお引取先が見つかりました。良かった良かった。楽しんで下さいね〜。

今回の組み合わせはこれに普通のレンズフード。ハッセルブラッド203FEは露出計を内蔵しているので、接写時には非常に助かります。ちなみにS-Planar135mmはちょうど今、ヤフオクに出品しています。

撮影は全て手持ちで行いました。シャッタースピードを稼ぐ為にフィルムはISO400で、太陽光の当たっている場所を選んでいます。特に記述の無い写真はF11まで絞って撮影。

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

我が家近くのいつもの散歩道。いつもの風景ですが、何か変わった物が!?

なにかなー?

060918_02.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

もう少し近づいてみました。んっ?

060918_03.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

おや、これは何でしょうか!?

060918_04.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

リサ ラーションの陶器と、スティグ リンドベリによる貯金箱です。どちらも30年くらい前の物(たぶん)。

この辺までは大抵のレンズでも近づけます。が、このS-Planar 135mmとベローズの凄さはここから。

060918_05.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

さらに寄る事が。

060918_06.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

とにかく、寄れる。等倍どころか、2倍近くまで。

060918_07.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

お肌の様子までバッチリと写ってしまうので、女性に嫌われる可能性必至(笑)。

中間リングや、バリアブルチューブを間に介す事でさらに近寄れますが、今回はレンズとベローズだけの組み合わせで撮りました。蛇腹ベローズで接写というと、三脚が必須というイメージがありますが、手持ちでもイケルという実験でしたー。

060918_08.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

おまけ。
撮影中にも大人しく待っていてくれたミチカ。たしか1段絞ってF8で撮影しました。

060918_09.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 135mm F5.6 T*
+ Automatic Bellows Extension

おまけ2。
大人しく待っていられなかったモユル(笑)。これは開放F値。

S-Planar 135mmは近接撮影時に、最高性能を発揮するように設計されているそうですが、どうみても全域で素晴らしい描写をしています。ベローズが必要だという事を気にしなければ、最強無敵のレンズと言えそうです。

注:今回のタイトルや、最後の文はあくまでも私感だという事をご了承下さい。


 
 

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