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2006年05月31日    コメント ( 2 )

もう一つのS-Planar、120ミリ。

前回のエントリーでS-Planar135mmを紹介しましたが、S-プラナーにはもう一つ、120mm/F5.6というモデルが存在します。こちらは135ミリと比べ、非常に扱いやすく人気も高いようです。

またも結論から述べますが、やっぱりツアイス。素晴らしい描写です。毎回、同じ表現ばかり恐縮ですが、特に近距離撮影時(ポートレートなど)の描写には感激。撮影時点でかなり良さそうな予感がするほど、手応えを感じました。

注:全ての写真はF8かF11に絞って撮影しています。おそらくレンズの最高性能を発揮するのはこの辺りと思われます。写真にはスキャン時のホコリが映り込んでいますのでご了承下さい。また、フィルムの反りが無くなる前にスキャンしていますので、一部の写真に干渉縞が生じています。

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM

プロクサーレンズも今回は携帯。このレンズを付ける事で接写撮影が可能になります。あえてフードは付けないで撮影しています。

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

いきなり今回のベスト。被写体が良いのは理解していますが(←親バカ)、現像後のスキャン画像を見た瞬間に鳥肌が立ちました(←カメラバカ)。

060531_03.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

モユル君は黙々と滑り台で遊んでいます。良い運動になるよねー。

060531_04.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

最近やっと、頭が後に倒れない状態で滑るようになってきました。

060531_05.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

パパはちょっとタンポポを撮影。これがレンズの最短撮影距離。

060531_06.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6+Proxar 0.5m

プロクサーレンズ0.5mを付けると、ここまで寄る事が可能に。解像度も充分。

060531_07.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

フード無しの状態で逆光下。意外と良い結果。

060531_08.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

撮影位置を変えて撮影。大きく揺らしても怖がらないチーちゃん。

060531_09.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

浅めの被写界深度内でブランコ中のミチカにピントを合わせる事ができ、ちょっとパパは自信がつきました。

060531_10.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

なかなか気に入った写真。チーちゃんの小ささがカワイイ。

060531_11.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

ちょっと疲れたらしく、ぐずりだしたのでママに抱っこしてもらう。

060531_12.jpg

カメラ: Hasselblad 203FE
フィルム: Kodak 400VC
レンズ: Carl Zeiss S-Planar C 120mm F5.6

滑り台の上から。被写体から離れると接写向けのレンズとは全然、わかりませんね。シャープだけど固すぎない印象です。

このレンズはT*コーティングの施されていない60年代後半の製品ですが、さすがはツアイス。この当時(今でも?)は日本製のレンズには太刀打ちできないほど素晴らしい物だった事でしょう。日本ではツアイスレンズは”家が建つ”ほど高価な物だったから、値段もかなりしたはずです。

ハッセルブラッドの地元のスウェーデンである事、そして製造されてから40年近く経っているとはいえ、こうやって使えている僕はある意味、幸せです。


 
 

コメント

ikuruさん、こんばんは。私はカメラやレンズの事はさっぱり分からないのですが、ちーちゃんのあまりのかわいさに、コメントにきてしまいました。ikuruさんが親ばかではなくて、誰が見ても本当にかわいい姿です。そしてその自然な姿がとてもよく写されています。ストックホルムは寒くありませんか?リンダウはなんだか真冬なみに寒くて少し上のアルゴイのほうでは昨日雪が降ったみたいです。

投稿者 yuki


yukiさん

こんにちは!やっぱり、カワイイですよねー(笑)!

こちらは太陽が出ていれば暖かいのですが、まだ半袖一枚で一日中過ごせるという陽気にはなっていません。さすがに雪は降っていないです(笑)。

投稿者 Ikuru


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