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2005年07月07日    コメント ( 2 )

ズームレンズを使いこなす。

娘の誕生に伴って、スウェーデンへの住民登録や日本への出生届の書類準備に追われています。僕たちの滞在ビザ延長申請もしないといけないのに、僕のパスポートの延長(期限切れ間近)もしないといけないと判明(笑)。

このところ、フィルムカメラの単焦点レンズにどっぷりと浸かっていましたが、月曜日の散歩ではEOS 20DにズームレンズであるEF-S17-85mmを持って行きました。フォーカスはかなり素早く、画質も必要充分レベル、そして手ぶれ補正まで搭載されているので子供を撮影する為の常用レンズとして最適と考えています。

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: EF-S17-85mm F4-5.6
撮影時: ISO200 1/30s F11.0 シャッター速度優先AE

単焦点レンズと比べて描写が劣る(一般的に)ズームレンズですが、単焦点レンズでは絶対にマネの出来ない表現手法を使う事ができます。上の写真は、モユルがBRIOブリオの押し車を持ち出している事くらいが真新しいけど、ごく普通のお散歩写真。

しかし、あるテクニックを使うと。。。

050706_02.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
撮影時: ISO200 1/30s F11.0 シャッター速度優先AE

写真内に収められているEXIFデータを見ると分かりますが、2枚ともほぼ同時に撮影しています。撮影条件も同じ。でも、一気に躍動感あふれる描写に変化しました。

050706_03.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
撮影時: ISO200 1/30s F10.0 シャッター速度優先AE

方法はいたって簡単。シャッターを押す時にズームリングをグイッと回すだけ。気づきそうで、なかなか気づかない簡単なワザです。

050706_04.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
撮影時: ISO200 1/30s F11.0 シャッター速度優先AE

シャッタースピードを遅めにするとより効果的。ズームの移動量は試しながら最適な量を判断するのが良いでしょう。この写真はやり過ぎた例。

そうそう、手ぶれ補正が効いているかは分かりません(笑)。いずれにせよ、しっかりと構えた方が無難。


050706_05.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: EF-S17-85mm F4-5.6
撮影時: ISO200 1/30s F11.0 シャッター速度優先AE

ちょっとまだ控えめにした方が良さそう。でも、雰囲気は出ている。誰が見ても被写体はモユルだと分かる。

050706_06.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
撮影時: ISO200 1/30s F13.0 シャッター速度優先AE

ベストショット。

フォトショップ上でも似たような効果をかける事ができますが、やっぱり擬似的なもの。

050706_07.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
撮影時: ISO200 1/30s F7.1 シャッター速度優先AE

普段は静的に表現する花も、印象が大きく変わります。このテクニックの欠点は、レンズの構造上、被写体は必ず中心に置かないといけない事かな。

050706_08.jpg

カメラ: Canon EOS 20D
レンズ: Canon EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
撮影時: ISO200 1/30s F22.0 シャッター速度優先AE

なーんて、パパがブツブツとやっている間も、モユルは黙々と遊んでいます。あ、パパもちゃんと一緒に遊んでいますよ〜。


 
 

コメント

被写体が明るければこうなるのか、人物だと躍動感あふれるのか…

先日、東京タワーでこれをやっておかしなことになりました。

いろいろなテクニックを教えてください

投稿者 きり丸


きり丸さん

大きな物体だと難しいかもしれませんね。このワザは中心にある物を際だたせるのに向いていると思います。

投稿者 Ikuru


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