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2005年04月04日    コメント ( 3 )

ローマ法王の訃報に際して。

世界中のカトリック信者から親しみと尊敬を持って”パパ様”と呼ばれている、法王ヨハネ パウロ2世が亡くなった。僕の家は曾祖母の代からカトリックで小さい頃から、そのパパ様の話を事あるごとに聞いてきました。


カメラ: Olympus C700 UZ
撮影時: ISO100 1/250s F2.8 マニュアル露出

日本の一般の方にはあまり身近ではないかもしれませんが、ヨーロッパでは絶大な影響力を持っていて、ちょっとした事でもニュースになり大きく報じられてきました。そのパパ様を暗殺(重傷を負った)しようとした犯人さえをも”赦す”と表明し、イタリア政府へ恩赦を働きかけた事などはこちらへ来てから知りました。

今回の訃報に際し、思い出したのがちょうど一年ほど前の出来事でした。祖母の妹はカトリックのシスターとしてベルギーの修道院で生活していたのですが、体調が悪いらしいと聞き、会いに行こうと考えていた折りに訃報が届きました。ジャパン デザイン ネットのレポートで詳しく紹介していますので、ぜひご覧頂きたいと思います。神の為に使える生活とはどの様な物なのかが垣間見えると思います。

050403_02.jpg

カメラ: Olympus C700 UZ
撮影時: ISO400 1/6s F3.2 マニュアル露出

修道院内、客室棟の廊下です。

050403_03.jpg

カメラ: Olympus C700 UZ
撮影時: ISO100 1/650s F3.5 マニュアル露出

質素な生活に慎み、祈りの中で生活している修道女たちですが、自分たちの生活の場(要するに神様との接点でもある)を美しく保つ事には、とても力を入れています。

大叔母と勤める仕事の内容は異なるとはいえ、人々の為に祈り続け、世界と民族平和の為に尽力したパパ様のご冥福をお祈りします。


 
 

コメント

大叔母様の教会も拝見しました。

キリスト教、その他宗教とは縁のない私にはとても興味深いお話でした。

日本のシスターは世界辺境の地でも骨身を惜しまず奉仕をしている、と曽野綾子さんのコラムによく書かれています。

心の拠り所のない多数の人々にとっては、神一筋の生き方は幸福なことなのかもしれません。

投稿者 ひらりん


とてもきれいなお写真拝見していて、厳粛な気持ちになりました。

日本では知る事の無い情報だったかも知れません。

ありがとうございました。

投稿者 kinako


ひらりんさん

こんにちは!JDNの方もご覧頂きありがとうございました。シスター方の生活の一端を知る事はとても興味深いものでした。でも、心のよりどころが無いから神様と共に生きるというわけではないと思いますが、色々な事を考える事にはなるでしょう。

kinakoさんへ

こんにちは!ご関心をお持ち頂きうれしいです〜

投稿者 Ikuru


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